現在地:放射線研究センターホーム > 全学共同利用施設案内
放射線研究センター共同利用施設は、学際性・流動性・国際性・公開性を基本原則に学部・学科の枠を超え、専門領域の異なる研究者との研究交流を積極的に行っていくことを目的としており、広く全学に供しています。利用にあたっての詳細につきましては、管理担当者にご連絡いただき、直接ご相談ください。
なお、学生のみによる申し込みは受け付けしていませんのでご留意ください。
研究施設・事業 | 管理担当(連絡先) | |
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放射線関連施設・ 放射線照射事業 |
コバルト60ガンマ線照射施設 | 奥田研究室 (内4227) 放射線照射 受託研究 |
高エネルギー電子線照射施設 | ||
低エネルギー電子線照射施設 | ||
非密封放射性同位元素(RI)取扱施設 | 八木研究室 (内4210) | |
クリーンルーム | Class10 | 河村研究室(内3574) |
Class100 | ||
Class1000 | ||
動物実験施設 (学内利用のみ) |
動物実験施設 | 児玉研究室(内4210) |
コバルト60ガンマ線源と18メガ電子ボルトの高エネルギー電子線型加速器を主な放射線源とする日本有数の放射線照射施設があり、非密封放射性同位元素取扱施設とともに学内外の研究機関や民間企業にも利用されています。 ガンマ線では、材料の改質、耐放射線性試験、滅菌などが行われており、新しい研究としては、固体表面活性による反応促進、人工衛星搭載機器への照射効果が注目を浴びています。
また、加速器電子線では、材料の照射効果の研究、パルス励起した物質の過渡的な変化を調べる研究、超微弱ビームの発生と利用、新しいラジオグラフィ法の開発研究などが行われています。
放射線研究センター2階にあるクリーンルームにはクラス1000、クラス100、クラス10の3つの部屋があり、 大学のクリーンルームとしては最高レベルの施設です。 このクリーンルームは、清浄度を保てる垂直層流方式(ダウンフロー方式)を採用しており、空調設備のある天井、全面グレーティングの作業室、ガスや純水の配管のある床の3層構造となっています。入室に際しては無塵服を着用のうえエアシャワーを通ってから入室することになっています。
ここでは、超純水や各種の高純度ガスが使用できるようになっており、電子・光デバイスの革新のために半導体などの材料の開発など独自の研究を行い、様々な分野の研究者とも共同研究が行われています。
クリーンルーム室内写真
地域連携研究の動物実験施設は主にマウスなどの小動物を飼育しており、飼育室と実験室のほかX線照射室や組織培養室等が配置され、小動物を用いて放射線障害や障害防護・回復の研究が行われています。
実験動物を飼育したり動物実験を行う場合については、動物愛護の精神を踏まえ、関係法令のほか「地域連携研究機構動物実験指針」(暫定)を遵守し、科学的、倫理的並びに動物福祉の観点からも適正な動物実験が行われるように努めています。なお、この動物実験施設の利用にあたっては「産学官連携機構動物実験委員会」の承認を必要とし、学内の利用のみとしています。
マウス飼育施設写真
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