レポート(2)
問題1
11/12に行った中間試験の問題1を、返却された解答用紙や
授業中の解説などを参考にして
再回答して提出せよ。出題意図に
反したもの、読みずらいものは評価が厳しくなるので、
自分の解答は何度も見直し、最善のものを提出するように。
問題2
問題1と同様に
中間試験の問題2を、
再回答して提出せよ。
問題3
問題1と同様に
中間試験の問題3を、
再回答して提出せよ。
問題4
(a) 磁場(磁界)Hと磁束密度Bについて、定義や違いがわかるように簡潔に対比して説明せよ。
(b) 磁石の上に置かれた紙に撒かれた鉄粉が描くのは磁力線か、磁束線か?
また、低エネルギーの電子が巻きついて運動するのは磁力線か、磁束線か?
いずれも、根拠を挙げて解答せよ。
注意
解答は、全てこちらの用紙をプリントアウトし、
氏名などを記入して、手書きすること。ワープロ作成やルーズリーフや市販の
レポート用紙の使用は不可とする。
枚数の制限は無いが、裏面への記入は無効とする(評価しない)。
複数枚の解答用紙にはページ番号の記入をすること。全体を
ホッチキスなどで留めることは固く禁止する。
友人に教えてもらうことは構わないが、必ず自分で考えた
結果を提出すること。教える側も安易に自分の解答を見せないこと。
極端に類似の(丸写しの)レポートがあれば、どちらも0点と
評価するので注意すること。
用語の説明では、単なる言い換えは問題外。読んだ人が頭をひねるような
複雑な長文や安易な指示語、接続語は避けること。
証明問題では
単なる式変形ではなく、その式がどのような物理的意味をもつ式であるかを
説明しながら記述を進めること。
(電荷密度や誘電率の単位を考慮し、等式の両辺や加減している項の次元や単位が
同じであることを常にチェックせよ。
中間試験で大幅減点を受けたものは
こちらを
一読すること。
)
最終提出期限は1/14の授業開始時とする。それ以前の提出も歓迎する。
ヒント
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問題1
2つの専門用語の類似点と相違点がわかるように解答すること。
(導体と誘電体、内部での電場の有無、ベクトルかスカラーか、など。)
単位の異なる物理量を同じものと混同してはならない。
文章の内容だけでなく、解答のレイアウトにも工夫を凝らすこと。
図、表、式を効果的に使って分かりやすい文書に仕上げること。
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問題2
この問題は球対称のポアソンの方程式を解くためにf(r)という補助関数を
導入している。(数学的にはありふれたテクニックである。)
(a) とにかくV(r)をf(r)で表し、もとの微分方程式に代入すること。
(b) とにかくf(r)に対する微分方程式を導くこと。
(c) 2階微分方程式の一般解を導くこと。
(d) デルタ関数の性質を使って(b)の微分方程式を積分すること。
部分積分の方法が必要となる。
(e) (d)までで求めた電位から電場、静電気力を計算し、
クーロンの法則の性質と比較検討せよ。
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問題3
(a) 問題文に与えられている条件を自分なりに図示することが好ましい。
また、与えられている文字を使い、勝手な再定義はしないこと。
(b) (1+a)n=1+naの近似(|a|が1に比べて小さい時)を使うこと。
(c) 電気双極子であるので負電荷の寄与も考慮すること。
(教科書の磁気双極子が作る磁位の説明の部分が
参考になる。)
(d) 最終結果の式はべき乗を含む分数式になるので、分かりやすく大きめに記述すること。
解答用紙の罫線が文字を切るようなことがあってはならない。
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問題4(省略、授業中の注意を聞き逃さないこと。)
(last modified at 25th Nov. 2014)