最新量子放射線機器工学特論 レポート(1)
問題
以下の設問に解答せよ。
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問題1
参考資料(放射線治療分科会誌の特別寄稿)を熟読し、表題に含まれる3つの加速器の
特徴や用途を簡潔に表わし、それらの違いを表にまとめよ。
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問題2
空気中(質量密度 ρ = 0.001293 g/cm3)の
エネルギーE [MeV]の
α線の飛程R [cm]は、R=0.318 E1.5で近似される。
ただし、4 < E < 7 MeVとする。
(a)
210Poからの
α線(E=5.3 MeV)の飛程は空気中でどれくらいか?
(b)
人体での(a)のα線の飛程はどれくらいか?
また、これは赤血球の大きさと比べて大きいか小さいか?
(c)
ラザフオードによる窒素原子核の変換(陽子の発見)の実験を
長さ20センチの円筒型真空容器で再現するためには、容器内の圧力を
どれくらいの範囲に保つ必要があるか?
ただし、簡単のため生成される陽子のエネルギーは入射するα線
と同じと近似せよ。
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問題3
クルックス管を用いたレントゲンのX線発見のエピソードを要約し、
X線生成の物理メカニズムを説明せよ。
注意
解答は、こちらの用紙を
プリントアウトし、ワープロを使って作成し、3ページのpdfファイルに変換し、
電子メールの添付ファイルとして提出せよ。
提出先のメールアドレスおよび受付期間は、別途アナウンスする。
なお、提出メールの件名は「2200106001火1コマ(1)」添付するファイル名は
2200106001_adev1.pdfの様に自分の学籍番号(例では2200106001
としている)を入れておくこと。この指示を守らない場合は、減点対象とする。
回答内容に不備があれば、個別に再提出を求める場合がある。受付期間内に提出された
メール+添付ファイルの内、最新のものを評価の対象とする。
レポートの内容、提出法等の質問はメールやチャットではなく、授業支援システムの
フォーラムに、学籍番号を明記し(氏名は不要)投稿せよ。
個人や友人間で判断した変更は、先に記載した様に、減点対象になる。
友人にヒントなどを教えてもらうことは構わないが、必ず自分で考えた
結果を提出すること。極端に類似の(丸写しの)レポートがあれば、全て0点と
評価するので注意すること。
(last modified at 20th April 2020)